無題

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あなたの目の前には どんな景色が広がっていますか




言葉にした途端正確性が破綻して、全てが虚偽になってしまうように思うことがある。
ならばいっそのこと言葉なんてなくなってしまえばいいのに。
それでも私はその言葉に拘り、囚われ続けている。

言葉にならないこの気持ちは、どう表現したらいいのだろう。
普段から整理されていない引き出しの中を引っ掻き回しても、該当する『それ』が見つからない。
そもそも外界の情報を仕分けして飲み込んでいないのだから、カオスのなかを掻き混ぜて探している気になっているだけなのかも知れない。



桜の景色も
一面の菜の花も
新芽の緑も
春霞も
公園で遊ぶ子供の声も
四月のキャンパスも
海を越えて届けばいいのに、春を知らないあなたのところへ。





伝わるとも思えないけれど、これが今の私の精一杯。




病棟へ行って
論文読んで
子供と遊んで
桜見に行って
新歓して
みんなと騒いで

ずっと待っていた春を
私は、過ごす。
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by 2pinoko | 2007-04-03 21:32 | 部屋の外には。
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