当直の話



夜間救急外来で寝当直など経験したことがないが
ときどき患者が少なく余裕ができる。時々。


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救急外来で困っている研修医の代わりに大人の診察をすることがある。
どどーんと広がるお腹に聴診器の小さなヘッドを持ち
さて、どこから聴いたらいいかと一瞬戸惑う。
小さなお腹ばかり相手にしていると
成人の腹のでかさに一瞬慄く。

普段おこちゃまやママ相手に話しているから
「お風邪さん」とか「おてて」とか「お喉」とか
極めつけは「もしもししますね」
なんて。サラリーマンに言いそうになる。いや、言っている。言い直すけれど。



夜間の小児救急外来受診のほとんどは軽症で
今の時期は発熱や咳が多い。
それでもひっきりなしに来るので処置に時間がかかったり
NICUにベビーが入ったり
病棟でも呼ばれたり、重症であったりすれば
一気に待合はいっぱいになる。
普段できないサマリも当直の時に書こうと思うのだけれど
いつも全く書く時間がなくすでに2か月分溜まっている。(どうしよう・・・・。)
で、明けの日中外来も人が溢れているから
寝ていない頭で診察すればだれがどの子であったかよくわからなくなってくる。
ぐったり。

今からこれだから10年後は大丈夫かと少々不安になったりする。
もっと効率よくできれば変わるのだろうか。



小児科は楽ではないけれど
さんざん悩んで悩んで皆を心配させて選んだ小児科だけれど
忙しいし余裕はないけれど
それでも今のところ小児科を選んで後悔はしていない。
やっぱり好きなんだな、おこちゃま。




写真は私と私を溺愛した姉

ベビはかわいい。
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# by 2pinoko | 2011-06-30 22:42 | こんなことがあった。

これから



いくつかご報告があります。


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まず、ずっと悩んでいた進路ですが
小児科医として歩んでいくことを決めました。
以前から考えていた外科系から内科にしたのは
cureよりcareに興味を持ったことが一番の理由です。
学生時代ずっと自閉ちゃんと過した日々もこの選択に大きく関わっていると思います。

医者としても、小児科医としても
まだまだ未熟者ですが
自分で決めた道に責任を持って頑張ろうと思います。
小児科医、ぴのこ。
医学生ぴのこから始まり
研修医ぴのこになり
4月からは小児科医ぴのこです。
何だか不思議な感じがします。
これからもぴのこ、まほろま。をよろしくお願いいたします。



そして、報告をもう一つ。
先日無事、結婚式を挙げることができました。
関係者の皆様、何から何までお世話になりっぱなしで申し訳ない。
お陰でとても楽しくて幸せな一日でした。
心から、ありがとう。

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3月11日、地下の細菌検査室にいた私は尋常ではない揺れを感じ、あわてシャーレを押さえました。
何かとんでもいことが起こった。そう思いました。
その日の当直は、救急外来の受診者は少ないものの
未明まで帰宅できない患者さんや職員で外来はごった返しており
大きな不安に包まれた一夜でした。

私は医学部6年間、雪国で過ごしました。
東北にいる同期に電話をしましたがつながらず
とにかくメールだけを送って彼らの返信を待ちました。
地震から2,3日後、やっと皆の無事が確認できて
ほっとして涙が出ました。
仙台も、石巻も、気仙沼も、盛岡も、八戸も、茨城も、日立も
「皆、無事です。」
ほっとしましたが、その後の報道を見るたびに今も彼らが電気もガスも止まり
物資も足りなく不便を極める中激務にあたっていることを考えると
何も出来ない自分が情けなかった。

震災から2週間後に挙式を控えていた私達は
式を中止するつもりでいました。
余震、交通の混乱、物資の不足、原発も問題もあり世の中が漫然と不安に包まれている中
とてもお祝いのムードではないと思ったのです。
そう思って東北にいる彼らに連絡を取ったのですが、逆に喝を入れられてしまいました。
「こんなときだから、ちゃんと式、挙げてきなさい。それで、ちゃんと報告しなさい。」
「俺たちはいけないけれど、お祝いしてもらっておいで。」
「みんなちょっとずつ何かを我慢して過ごしているんだから、明るい話題を提供してきなさい。」

東北にいる友人たちの言葉に後押しされるような形で
予定通り結婚式を挙げさせていただきました。

幼少時からお世話になっている幼馴染のお母さんのお店に御支度してもらって
幼馴染含め多くの友人にお手伝いしてもらって
規模は小さな式でしたが、特別な1日になりました。
たくさんの良き友人たちに囲まれて、私は本当に恵まれていると思います。
ありがとう。
震災後からあまり見られなかった皆の笑顔が見られて
私も嬉しかったです。

震災の影響で会えなかった友人が
今も被災地で激務の中にいる同期や先輩、後輩たちが
被災地で避難生活を送る皆様が
心から笑って、安心して生活できる日が一日でも早く来ることを願っています。
一医療者として、一人の人間として
私のできることをしていきたい。


***************************************************************



こぶしの花が咲いたよ。
風の香りが変わったよ。
今日はとても暖かかった。
公園で食べたチョコパンが、とてもおいしかった。
桜が咲き始めたんだって。

春が、来たよ。
春だよ。
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# by 2pinoko | 2011-04-07 00:34 | つらつら。

決断の年

大変遅くなりましたが、皆様、新年明けましておめでとうございます。
既に2月ですけれど。


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まほろま。でつぶやきはじめてから早6年。
毎年必ず3つの事柄について書いています。
8月にまほろま。○周年の節目に思うこと。(時々9月になったりします)
年末にその年1年の総括。
年始に新年の抱負。
この3つ。

今年もその抱負を語りたいところなんですが
すぐそこに転がっている期限付き事項を消化していくことに必死で
なんだか抱負、というよりは「やることリスト」になりつつありますが

・納得のいく進路決定
・一大イベント
・おうち
・プライドを持つ


2011年はこれでいきます。

今日で2月だというのにまだ進路も決められていないのですが
これについてはいい加減今月中に答えを出したい。
2010年は今後の人生に大きく関わってくる決定をいくつか下し
2011年の初めに最後の重要決定をする、予定。
私はいつもぎりぎりまで如何しようかとうだうだしてますね。

昨年に引き続き、友人たちに支えられ、叱られ、呆れられ。
いい友達をもったなと、彼らに感謝感謝です。
私は割と道草や脇見が多くふよふよしてますが
それでも見捨てないでいてくれる彼らに感謝。
そんな2011年スタートです。


どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。



                 2011年  ぴのこ



 
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# by 2pinoko | 2011-01-17 23:10 | 出会い。

2010年総括

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お酒を浴びるように飲む直前のぴにこ画像でこの1年を締めくくりたいと思います。



・救急室での年越し
胸水を用手的に抜いておりました。
当直明けに同期と初詣に。
化粧ってなんだっけ っていう数ヶ月間。

・不審者侵入
玄関入ってすぐのところに下着を干していたにも関わらず
盗られたかどうかもわからず。
結局自宅には帰れず病院暮らしスタート。

・はじめての執刀医
緊張して肩がしばらくカチカチに。
男まみれの外科研修。

・引越し
お金もないのに結局引越し。
1日230円のお昼が許された金額。
りんごが夕飯とか。

・マイナー必修スタート
精神化があまりにヒットしてしまって本気で悩むことに。
産婦人科では「お母さんはよくわからんパワーを秘めている」のを理解して研修終了。
地域医療ではALSのおじさんの茶飲み友達に。

・日本で一番忙しい
話にはきいていたけれど本当に忙しかった・・・・。
ここのドクターたちの給料は3倍くらいにしてもいいと思う。

・勢いとタイミング
全くその気がなかったわけではないんだけれど
いろんなことが重なってそういうことになりました。
頑張ります。

・2度目の麻酔三昧
本当に本当に疲れると泣けてくるものなんだと。
ぎゃん泣きして困らせました。
科長に鍛えられた麻酔科。奥が深い麻酔科。

・まさか買うことになるとは思わなかった
大きな、大きな買い物をする、という決定を下す。
下しちゃったよ。

・悩む
結局進路をどうしようかと・・・。
昨年と全くかわりません。



振り返ってみれば変化の多い1年でした。
まるで1年前には考えていなかった展開です。
それでもあとは私の進路さえ決まれば一通り落ち着く予定。
しばらくは慌しい日々が続くわけですが・・・・。

医師である。という自分にやっと違和感を感じず仕事が出来るようになってきました。
皆さんに無理を言ってまだ自分の進路を決めかねていますが
麻酔科か小児医療をやろうと思っています。
数ヵ月後には答えが出ている予定。

今日デパートへ行ったら人酔いしてしまいました。
でも皆、幸せそうな明るい笑顔なんですよね。
普段とちょっと違った特別感・幸福感 さすが年末パワー。


2010年
いつも私をあやすのに苦労するあなたも
あたたかい言葉をくれるあなたも
呆れながらもつきあってくれるあなたも
研修を共に頑張っているあなたも
陰で応援してくれるあなたも
 
今年1年、大変お世話になりました。

レジデントももうすぐ終了しようとしています。
医学生ぴのこからスタートし、研修医ぴのことなり
来年には○○科医ぴのこになるわけですから不思議な感じがします。

冷え込む年末。
どうか皆様よいお年をお迎えください。



                          2010年1月30日 ぴのこ








                        2010年12月30日
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# by 2pinoko | 2010-12-30 21:47 | こんなことがあった。

睫毛あれこれ

まつげ【睫・睫毛】
(目(ま)つ毛の意)まぶたのふちにある毛。

      ―岩波書店 広辞苑 第五版―

eyelash
 睫毛、まつげ(目瞼縁から生え出ている硬い毛).=cilium

       ―メディカルビュー社 ステッドマン医学大辞典 改定第五版―
  

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最近は一日のうちに数回睫毛について考える。

睫毛反射は日に数回は確かめるし。
(そういえば学生の時は睫毛反射って何だか知らなかったなぁ・・・・。いきなり試験の選択肢に出てきて、友人たちとなにこれ!?と頭を悩ませていた覚えがある。そもそも睫毛(しょうもう)反射ではなくて睫毛(まつげ)反射だと思っていたし。)
看護師さん達の睫毛バッサバサだし。
そして子供ですよ、子供。何、最近の子供のバッサバサくるりん睫毛!

ということで、睫毛について語ってみたいと思う。


【睫毛エクステが横行している】
睫毛エクステの普及率は数年前と比較しても劇的に上がったと思う。
私の所属病院含め、研修で数箇所回った病院でも看護師さんの睫毛エクステ率は高かった。
若手女性ドクターにも増えた気がする。
もうね、不自然に睫毛が長いの。
瞬きしたら風が起こるんじゃないかってくらい。(いい過ぎ)
多分ああいうものはエクステできる量も長さも調節できるものなんだろうけれど
擬態語で表現するならバッサバサ以外のなにものでもないと思う。
横から見るとびっくりするわけ。だって瞼に傘があるんだもん。
もっと自然に出来ないものかと。
女性の化粧が年々濃くなっていってしまうのと一緒で、毎日見慣れていると違和感も感じなくなるのだろうし
もっともっと、と増殖されてしまうのだろうか。
エクステしている人に限ってもともと睫毛が長い人だったりして、する必要ないのになぁと思うわけです。
私と同じようにぎょっとしている人はいると思うのだけれど、他人の美容に関してのことだからあまり大っぴらにも言えず。
・・・・・無い方がかわいくない?

かく言う私は睫毛が短い奥二重。
そりゃ長い睫毛には憧れているわけで。
だから睫毛に目が行っちゃうのかしら。



【睫毛は進化しているのか、退化しているのか】
最近の子供の睫毛がヤバイ。
子供ちゃんは黙って採血も点滴もさせてくれない。
よってタオルでグルグル巻きにし2人がかりで馬乗りになって処置をするわけだが、お陰でよく顔が観察できる。
何であんなに睫毛長いんですか。しかもくるりんってしているのさ。
麻酔導入後なんてその睫毛まで触れちゃう。
術者と麻酔科医の「何ですかね、子のこの睫毛。エクステ並ですよね。」の会話も弾む。
子供の体に比して相対的に睫毛が長くみえるわけではないと思う。
本当にね、長い子は長いのです。
時々短い子に遭遇すると、応援したくなっちゃうもの。
ここでいくつか説が出てくるわけです。

子供の頃は皆睫毛が長い、しかし成長するにしたがって短くなる 説
たまたま私達の遭遇している子供達の睫毛が長い 説
空気が汚れているため睫毛が長くならざるを得なかった 説
睫毛が長くなるのは進化の過程である 説

②は否定的だと思う。それくらいバサバサくるりん率は高い。
周囲の意見で多いのは③もしくは④
これは進化なのか、退化なのか。





謎深まる子供ちゃん。
謎深まる秋。

皆さんはどう思いますか。






写真はアンデスの中で出会った子供。
彼らの睫毛までは確認していない。
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# by 2pinoko | 2010-10-10 09:17 | こんなことがあった。

6年目 私とぴのこ


私の携帯には毎朝お天気メールが送られてくるのですが
今朝のメールは目を疑いたくなるような予想気温が表示されておりました。
37℃って・・・・・。ここは熊谷ですか?

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お久しぶりです。
皆様お元気でしょうか。
我が不定期更新ブログ、其の日の気分によって内容も変わるので
まったく統一性のないことをつらつら語っているわけですが
そんな思考アウトプットメモ帳もこの8月で6年目を迎えました。
エキサイトにお引越しする前から考えると6年半近くになるわけで
すげえ、と思うわけです。
6年って、赤さんが生意気な口きくガキんちょになっちゃうよ。

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ここ数ヶ月、忙しくなかったわけではないんですが
ブログを更新する暇がないほど忙しいのかと言うとまったくそんなことはなくて
まぁ、なんというか、タイミングでしょうか。
今も朝は5時起きで緊急はいっちゃえばお家に帰れるんでしょうか・・・。ってな科にいるわけですけれど
くたくたでへとへとでだめだめでぼへんぼへん
という感じではないんですよね。
それに痩せないし。
肉体的に疲れても研修医は責任がない分楽なのだと思います。
あとは何でしょう、私が以前に比べて落ち着いたというのも大きいのかも知れません。
一人夜、PCに向かいながら悶々とすることもなくなった。
先のビジョンが明確化してきたことによる安堵感から来るのか
それともつぶやく場所が「まほろま。」以外にあるからなのか。

そんなわけで頻繁な更新状況ではありませんが
疲れ切ってぼへぼへになっているから更新が出来ないわけではありません。
まだまだ限界ではない、と、思う。





最近にわかに周りが慌しくなりまして。
3年目以降の進路について。
この病院に残るのか。
違う病院にいくのか。
大学病院にするのか、市中病院にするのか。
何科にいくのか。
同期ともそんな話題ばかりです。
後期研修の説明会や、外病院の説明会、見学会等
全国の研修医2年目は多かれ少なかれプチ就職活動?みたいな動きをしているのです。
もちろん人それぞれですけれど。

さて、私ですが、いっぱい未定です。
ということを、6年生の夏にも言っていた気がします。
でもどうにかなるさで今の私がいるわけですし
同様にどうにかなるさなんて、今も考えてます。
実はまだ科を決めかねているんです。どうしようね、と。
ま、きっとどうにかなるさ。




そんなわけで、まほろま。6年目は進路科の選択、という人生において大きな決定がなされる年となります。
どうぞこれからもお付き合いくださいませ。




                                    ぴのこ
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# by 2pinoko | 2010-09-12 01:58 | こんなことがあった。

Aging

我が身は変化しつつある。
と、最近頓に感じる。



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いや、最近、ではないのだろう。
最近私が「気がついた」だけのことである。


①毛穴がなくなった。
もともと肌トラブルというものとは縁遠く、高校時代にニキビこそ出来たものの2つ3つであり、放っておけばいつの間にか治っていた。
修学旅行時に化粧水を貸して欲しいと友人に頼まれて、何となく使っていないとは言いにくく、今回は忘れてしまったと小さな嘘をついたこともある。
もっと肌に気を遣えと友人に怒られてからは少々の手入れをするようになったが、昔から肌に関して無頓着であり、決まった基礎化粧品というものがない。
きっと恥ずべきであろうことを堂々と言ってしまうが、今使っているものも美容院や友人やどこからか「もらった」品を使用している。使い心地の差こそあれ、不満はないのでまぁ、よい。
上記から化粧品も想像に難くないと思われる。
ファンデーションや下地はいつも決まったものを使用するが、何せ減らない。化粧品がなくならない。
化粧が濃くない上に、化粧直しなんぞ全くせず。する必要も特に感じず。そりゃ、減らない。
7年前のチークがなみなみと残っていた為使用しようとしたところ、これまた友人に怒られた。
さすがに最近まで使用していたとはいえなかった。

そんな私にも小鼻に毛穴さんがいた。
こいつはちょっと気になっていた。
毛穴すっきりパックで取れるほどの皮脂もなく、さほど目立ちもしないのだが、それでも時々出来る吹き出物同等それなりに気にしていた。
洗顔石鹸をよく泡立ててゆっくり洗う。そうするとわずかにザラザラしていた部分がつるんとなる、気がする。
そういうわけで、唯一気を遣っていたのは洗顔であろう。
しかしその石鹸だって結局は人からのもらい物なので、美肌プロテクター(という分類があるのかどうか不明であるが)に私は及第点を貰えまい。

で、本題。
毛穴さんが消えた。
ざらつく感じの手触りが消えた。
鏡で見ても、以前に比べて毛穴がめっぽう減った、気がする。
さて、最近何をしただろうか。
いや、何も変わらない。化粧をしたまま眠りに就くことも少なくない。
化粧品も美容液もいつもと同じ「もらい物」である。
よくわからないが、消えた。いつの間にか。
肌が徐々に乾燥して油分をあまり出さなくなってきた結果なのだろうか。
よくわからないけれど、ま、いっか。
というのが変化其の壱。



②しみがいる。そして跡が消えない。
我が家のTVがデジタル化された。
同時に画面もぐっと大きくなった。
故に、女優さんの肌の肌理まで評価できるようになってしまった。
するととたんに気になるなるは自分の肌である。
まじまじと鏡で観察すると、しみが増えた気がする。
やつの存在は知っていた。部活時代、強烈な紫外線にさらされ続けた結果生成された産物である。
でもこんなにあったかしら。と再び鏡を覗き込んで思う。
昔は化粧しても、しなくても、そう顔が変わらなかった気がする。
たまにちゃんと化粧した自分の顔をみて、違和感を覚えることもあった。
それが今じゃ、すっぴんの顔に違和感。あら、こんな顔でしたか?と。
何となく暗く見えたのはこのシミのせいであったか。

そして前述のニキビ。二十歳を過ぎれば吹き出物。
こいつは私の精神状態や健康状態を反映しやすく、忙しいときはぽつんと出現したりする。
どこに、頬部に。
まだ前額部なら前髪で隠せるからよいのだが、皆さん見てくださいと言わんばかりに目立つ部分に顔を出してくるのである。
これも放っておけばいつの間にか隆起は平坦へ、痛くも痒くもなくなるのだが、問題はその跡が消えないこと。
日焼けの結果で出来たシミよりややその存在感を主張しつついつまでも居座り続けるのである。
一向に薄くなっていく気配はない。
顔がくすんできた気がする、というのが変化其の弐.







私の脳裏をアンチエイジングの文字がかすめる。
やはり必要であるか。
SKⅡやドモホルンリンクルについて学ばねばなるまいか。
そうでなくても肌にもっと気を遣うべき・・・・・なのだろう。

学生時代が長かったせいか、気持ち的には「若い」
親戚に囲まれれば常に一番下で誰よりも「若い」
しかし考えてみればいい歳である。
ここ1ヶ月、在宅医療や介護に携わりAgingについて考える機会が多かったわけだが
まさか自分のagingについて本気で考えることになろうとは。
筋力は衰え体力も落ちた。
肉のつき方も変わった、気がする。
若い看護師さんたちの飲み会にはもはやついていけない。

Anti-aging

決意した まほろま。 語り始めてもうすぐ6年半
こちらではもうすぐ5年、の暑い暑い夏です。
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# by 2pinoko | 2010-07-23 19:12 | こんなことがあった。

紫陽花の咲く庭

将来の夢はときかれても 答えに詰まる。

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スーパードクターになろうなんて更々思わない。

大学で出世していこうとか
稼ごうとか
そういう思考とは縁遠くて。



ブランド物のバッグも高級車も宝石も要らない。
時々贅沢できる余裕があればいい。
庭と縁側のある家に住んで
ハーブと野菜を小さな畑で育てる。
山吹、ライラックス、辛夷、金木犀、ハナミヅキ
紫陽花。6月は紫陽花の花でいっぱいにしたい。

それだけ。
私の大きな夢。









私がいなくたって仕事は回る。
どんなに経験をつんでもそれは同じことで
私がいなくたって適切な医療は行われていく。
それでも私がかかわることで1つ笑顔が増えればいい。
まるで平凡な私が医師であり続けようと思う理由。

誰よりも自分が救われたいと願っているのに
「人のために」なんておこがましくて言えない。
「自分のため」なのだ。
笑顔に癒される自分がいるから。
紫陽花の庭
私の大切な人々
家族のため

自分のため。

自分のために医師であり続けようと思った。
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# by 2pinoko | 2010-06-13 10:15 | こんなことがあった。

野菜のカレー



昨日はのんで帰ってきた。






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冷蔵庫のポカリに手を伸ばすと横には見慣れない豚肉。
キッチンの流しには野菜の切れ端がごちゃごちゃに散乱していて
水しぶきの飛び散ったコンロ周りと

鍋いっぱいのカレー。



アスパラは最後に入れるんだよ。色がかわっちゃうでしょ。
うん、それ失敗その壱。
ずいぶん粘稠度が高いんじゃない?
うん、それ失敗その弐。それに辛いんだ。
うちにルーもあるのに。スパイスも。もっとまろやかにする?
うん。
ずいぶんいろいろ具が入ってるんだね。
いや、ぴのこ仕様だから。俺だと肉だらけになる。






今日の仕事は休み。
当直も日直もなし。

カレー食べてパソコンに向かった。
スライドを作ってしまわないと。

PCのスリープを解除した液晶画面にまず出てきたのはYou tube。

かぼちゃ~下ごしらえのコツ~
kitchensmile — 2008年02月20日 — 硬いかぼちゃを切ります。まず種を取って、お好みの硬さに切り分ける。硬いので手を切らないように注意して下さいね。
カテゴリ: 教育
タグ:
かぼちゃ ひとくち大 種を取る






嫌いなかぼちゃを目の前にしてどう調理していいかわからず
You tubeで検索してフムフムと学んでいるその姿を想像するとおかしくて。
動画で。種のとり方とか。包丁の入れ方とか。かぼちゃの。カレーの作り方ではなくて。
かぼちゃのね。


一人ちょっとほくそ笑んで
美味しかったと、もっと言ってあげよう
そう思った。







このまとまりつかなくなって若干やる気をなくしているスライドも
がんばれそうだ。
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# by 2pinoko | 2010-05-23 13:35 | こんなことがあった。

Spring Ⅲ






ぷにぷに ぷくぷく ぷよぷよ むちむち


  



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子供の手。
特に手背。
ぷにぷに ぷくぷく ぷよぷよ むちむち
押さえつけているわけです。
こちらも必死で。






*********************************************


この春はよく散歩をした。
お気に入りの場所ができた。





人と話すのが好きなんだと実感した。
うんうんと頷きながらちゃんと向き合える時間があることにほっとした。
コワイコワイといいながら
結局人が好きだという結論に戻る。

今年の寒い寒い雨ばかりの春は
そんなことばかり考えていた。
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# by 2pinoko | 2010-05-06 23:14 | 部屋の外には。

Spring Ⅱ

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お弁当を作るとか
スーパーで100円以下の野菜を探すとか
湯船にゆったり漬かるとか
やっぱり村上春樹はだめだなとか

帰る場所があるということ
絶対がなくても約束が怖くても
今ここにいるということ


この4月は雨や寒さや入院ラッシュで
外で桜を眺めながらお昼を食べられなかったのが残念




春です






  
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# by 2pinoko | 2010-04-29 20:47 | 部屋の外には。

spring Ⅰ

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春爛漫

笑顔 爛漫


  
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# by 2pinoko | 2010-04-22 21:51 | 出会い。

病棟裏



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春が来た。





外来の合間にふんわりミルクティー片手にここで休憩する。


春の雪は桜を包んで重たく揺れた。
春になって私は答えた。
ひとつまた時間が動く。

四月に雪なんて!
冷たい牡丹雪を手の平に受けて嬉しそうにきゃあきゃあ騒ぐ。
今年の冬はとうとう山に登らなかった。





レジデントも二年目になりました。
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# by 2pinoko | 2010-04-17 23:44 | 部屋の外には。

Do not think about it.

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本日4錠目のロキソニンを口に入れた。
病院では必ず胃薬と一緒に飲んでもらうけれど
自分じゃぺろんとNSAIDsだけを飲み込む。

こういうときは女であることを呪う。



医療って何だ、とか
家族って何だ、とか

優しさだとか
甘さだとか

1年後とか
10年後とか

あなた、とか
私、とか

とか、とか、とか・・・・。
結局分類することもできずいっしょくたにして保留。
論は結ばず。






今年の春はちょっと違う。
冷たい風に時折混ざる春のにほひを楽しみに、その歩みを感じていたものだったけれど
気象予報士が笑顔で告げる春一番が私の「合図」になってしまった。
ロングコートはもう着ない。
セーターもクリーニングに出そう。
マフラーも手袋もいらない。
そうだね、春が来てる。

もうちょっと暖かくなったなら
お弁当作って出かけよう。
五感で春が感じられる場所に行こう。





内科6ヶ月:終了
外科系6ヶ月:もうすぐ終了
苦手な救急も何とか乗り越えた。

4月からは姉夫婦の近くの病院に異動。
甥っ子かまいに、ちょくちょく顔出しに行くつもり。
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# by 2pinoko | 2010-03-15 22:45 | つらつら。

Don`t make yourself spoilt.


新年明けましておめでとうございます。

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年が明けた瞬間、胸水を用手的に抜いておりました。
そして2009年と変わらず怒鳴られておりました・・・。

昨年は多くのことが大きく動いた1年でしたが
2010年もそれは続くのだと思います。


2010年は

・健康に過ごす
・納得のいく進路決定を
・信じてみる、動いてみる
・後回しにない


上記の目標でいきます。




*****************************************************************


この時期になれば山が恋しくなって
同期に山に行こうと声をかけまくっておりますが
なかなか実現できずにおります。
春になる前には山に登りたい。
雪景色を見たい。

今月はばたばたしてますが
3日に1回当直の生活ではなくなったため
だいぶ時間感覚が戻ってきました。
残りは外科タームです。



さて。これからが勝負。





本年もまほろま。
よろしくお願いいたします。



                                  2010年   ぴのこ
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# by 2pinoko | 2010-01-10 08:54 | つらつら。