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どう考えますか?

****なかなか更新出来ないでいます。
      次の更新までこの記事をトップにしておきます*****


わたしのブログは全く以ってまとまりがなく
完全メモ帳。

そんなまとまりもないこのページを
時々訪れてくれる方々がいらっしゃいます。
何人かは旧知の間柄であったりしますが
ほとんどがこのインターネットという媒体のみを介してつながりをもった方々です。




これを読んでいるあなたへ。

お聞きしてみたいことがあります。



それにはまず、ここを読んでいただきたいのですが。

逮捕の是非だとか、治療の妥当性だとか、そのようなことについて語るつもりはありません。
自分も産科の(机上の)勉強を終え、この症例の分娩前診断が困難であることや癒着胎盤による大量出血がどれだけひどいものであるかはわかるのです。読後の感想としてはこれで更に産科医が減少するのだろうな、ということ。産科には行きたくない。この事件でどれだけの学生や研修医がそう思ったことでしょう。
医学生の愛用する教科書のひとつにSTEPというシリーズものがあります。読み物調で、導入としては勉強のしやすい教科書です。私の産科教科書のうちの一冊でもあります。この教科書の監修の序で、産科医の減少を危惧し、尚且つ卒後産科医になろう!なんて呼びかけているのは数あるSTEPシリーズの中でも産科だけです。

しかし、私が注目したのはこの記事の、コメント欄です。
実に多くの医師、非医療従事者の意見が寄せられています。 
読んでいただきたいのは、本文もさることながら、この多くのコメントなのです。

癒着胎盤で母体死亡となった事例
           ~ある産婦人科医のひとりごと より~




私の家族、近しい親戚には誰一人として医療系の職業についている者はいません。つまり、みな非医療従事者であるわけです。
そこで、時々両親と私との間に医療行為に関しての認識の違いを感じます。
情報量にも差があるでしょう。私は専門家から情報を得ることができますが、彼らは新聞であったりテレビであったりするわけです。もちろん内容もその真偽も異なってきます。
このコメントを読んでいて、私はやっぱり医療従事者の側の意見に立って読んでしまう。
両親との会話の中でも感じていましたが、認識の断絶を感じます。

この多くのコメントにしたってそうで、お互いの気持ちがうまく互いに伝わっていないと感じるのは私だけでしょうか。私もあと数年すれば医師として働くことになるでしょう。私が、ですよ。何も医者は特別な人間ではありません。中には特別な能力や神がかり的な医師もいましょうが、その多くががどこにでもいる平凡な人間です。
それがいつの間にやら医師VS患者のような構図も見え隠れして、私は読んでいて痛々しかった。
どうしてこうも互いに伝わっていかないものなんでしょうか。


扱っているものは人間です。壊れたら買いなおしはききません。
大病を患った母の主張はよくわかります。その要望はかなえてあげたい。私だって元気なお母さんがいい。彼女が毎日笑っていてくれればいいと思う。でも、でもね、全部はそうも行かないんだ、お母さん。だから話を聞いてね、と私は切り出す。
私は混乱する。







この記事のコメントを読んで、どう思いましたか。
どう感じましたか。

もしよろしければあなたの意見をおきかせ願えませんか。





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小春日和ですね。
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by 2pinoko | 2006-02-22 18:58 | つらつら。

one’s pent-up discontent

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好戦的

面従腹背

蝸角之争




毎月毎月
他人に煩累を及ぼすことを避けることで
体内に蓄積されるこの鬱積

それもすぐに解消されると思えばこそ




メランコリックな午後
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by 2pinoko | 2006-02-20 15:57

朝のリレー


この景色を 忘れないでおこうと 思った。
こういう朝を 楽しもうと 思った。

また明日。
待つ楽しみ。

待つって嫌いじゃない。
待っている間 考える。
想像する。
思いをめぐらす。
そんな時間が 大切だったりする。

また明日。
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by 2pinoko | 2006-02-18 17:07 | つらつら。

どうしようもなく


泣き出したくなることがある


それは街を歩いているときであったり

部屋で一人洗濯物を畳んでいるときであったり

椅子にもたれ掛かって背伸びをしているときであったり

あとからあとから落ちてくる雪を見上げているときであったり

何も

何もしないで

何も考えないで

ただただ自分の平衡感覚と肢体の筋を頼りに

沈んでゆく太陽を見つめているときであったりする


時々思い出したように

突然ふと私の中にやってくるその感情を

どうする術もなく

大きく深呼吸をして

どうする術もなく

そこに居る



冬は感覚を研ぎ澄ます

様々な感情を呼び起こす

悲しいことを思い出す

光にのせて 空気にのせて

響く響く

気体の振動 心の振動

波は干渉して

強め合い 弱め合い

私に届く

















シチューをつくろうか。
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by 2pinoko | 2006-02-17 19:15 | こんなことがあった。

猫もいろいろあるんだって。

  
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だ~最高です!!
いけてます!!






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もうさー
精子は熾烈な競争に勝利して卵子と出会うとかいうけどさ
私の場合絶対違うと思うんだよね。
きっと譲り合いの精神に基づいて受精してるんだって。

「どうぞどうぞ、お先に」
「いやいや、そちらこそ」
「いえいえ、遠慮なさらず」
「そんなそんな、お気になさらず」
「そうですか、そうか・・・。じゃあお先に行かせてもらおうかな、でもだるいんだよね」
「そんなこと仰らず」

そんなことしてたから
こんなだるい女が生まれちゃったんだよ、絶対。
だめだ、もう、だめだめだ・・・・。
なんで私生まれてきちゃったんだよ。



友人Aの発言。
お昼休み 学食にて。

や、徹夜で勉強しててだれだれだからって(笑

つまりはさ。
彼女も私同様バレンタインなんてすっかり忘れて徹夜までして勉強してて大学に来てみたら手づくりチョコとか配っている同級生や街の浮かれた雰囲気に唖然としてああ女の子だなぁみんなとか思って化粧も服装も気合の入っていない加えて腫れぼったい瞼でもう頑張ろうとかいう気もさらさら起きなくてそんな自分がちょっと悲しい、ってことなんですよ。







今日はとても気持ちがよかったので
上ばかり見て歩いていたら
首が痛くなりました。


さあ、今週が山場。
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by 2pinoko | 2006-02-14 17:33 | こんなことがあった。

春よ、来い。


最近自分のベッドで寝ていない。


夜にふらふら帰宅して
パソコン立ち上げて
書類の編集をして
勉強して
ちょっと休憩とストーブの前にうずくまり
そのまま朝を迎えるケースが多すぎる。


やるべきことは多々あるのに
体力がついていかない。
睡魔に負ける。
これじゃあ駄目だと昨日は部屋の外に出た。





AM2:00







「こんばんは。ああ、こまったわ。」

「こんばんは。こんな夜中にどうされました?」

「探しているんですよ。」

「落し物ですか?」

「落としたのかしら。違うわ。どこかに行ってしまったのよ。」

「あら、猫ちゃんとか?」

「いいえ。もっと大切なものだったはず。大切なのよ、大切なのよ。。。。」

「・・・・・・・・・・・・・。」

「困った困った困った・・・・」

「おばあちゃん、私と一緒にあっちのほうまでお散歩しましょうか。きっとね、おうちの人もおばあちゃんがいなくて困った困ったって言ってますよ。」


~~~~


「困った困った・・・・・・・。お嬢さん。」

「はい?」

「この雪の下にね、あるはずなのよ。」

「探し物が?」

「いいえ。でも私は楽しみにしているのよ。」

「楽しみに?何があるんでしょうね。」

「それはね、いいものよ。喜びよ。楽しみねえ。」

「そうですね。ほら、おばあちゃん、交番着きましたよ。外はあまりに寒いから。あそこに行きませんか。」









おばあちゃんの探していたものはわからなかったけれど
雪の下で待っているものは、きっと、春。

そうだね、おばあちゃん。
楽しみだね、春が。

春のにおい
心地よい風
若葉と淡いピンク
キャンパス内の活気




そうだね、おばあちゃん。
私も楽しみだよ、春が。











3月頭の試験が終われば
今年度のカリキュラムすべて終了。
来年度から病院実習が始まります。
早いなぁ。



今日の午後は 久しぶりに自分のベッドで寝るつもり。
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by 2pinoko | 2006-02-13 13:43 | こんなことがあった。

たまには脳内思考アウトプット


私が働き始めるのはまだ先の話であり、何科に行くか、なんて全くの未定事項です。
医学部に入る前はそれなりに夢や希望や、もちろん何科の医者になる!こんな医者に!って思いもありました。いえ、夢や希望が払底してしまったというわけではありませんが、その類は明らかに変化を見せたわけです。
家族の病気、大切な人の死というのも大きく関わっていますが、ここにいると医療現場の現実がわかってくるもので、ああ、私はこれからどうしたいのだろうと本気で考えてしまう。

世間では、医者という職業はとかく特別な目で見られがちです。
医者=お金持ち のイメージは根強い。医者は誰もがベンツ(どうしていつもこの例なんでしょう)を乗り回し豪邸で悠々生活していると思っているのでしょうね。もちろん、そんな医者もいるのでしょう。給与も、同年代の労働者に比べたら少なくはないと思います。でも、時給換算したらどうなんでしょうね。毎日午前1時過ぎまで大学で勤務し、朝6時には出勤する先生方を私は何人も知っています。それでも、給料は決められた労働時間分であり、超過分の手当てなどは全くつかないわけです。もともと大学病院なんて、市中病院に比べたら安い給与であるのに。ああ、この人たちがこの地の医療を支えているのでしょうね。開業しているならまだしも大部分の医者は勤務医なのであり、皆齷齪個人の時間を削り働いているのです。




スーパーマン医療の時代の終焉~いやしのつえより~

献身と超人の限界~サウエリズムより~

↑去年から私がずっと考えていたこと。
いつも読ませていただいているサイトより。



下は印象的だったので、引用させていただきます。


「患者さんを救いたい」とか「感謝されるのがやりがい」といって医師を目指した多くの人間が、それこそ寝ずに、懸命に医療行為に当たっても容態が悪くなれば、家族に「医療ミスじゃないんですか!」なんて言われて訴訟をおこされるとか、別段緊急でもない症状で真夜中に受診する患者に「病院の態度が悪い」なんて怒鳴られたりしているうちに、なんだかいろいろ歪んでしまうのです。
~サウエリズム~






数年前までは、先輩方が結婚について悩んでいるのを見て、まだまだこんなに若いのにどうしてそんなことを考えるのかと思ったものです。でも、特に女性にとっては重大な問題で、やっぱり私も考えてしまう。卒後研修は何処でつむのか、何科を選ぶのか、結婚するのか、子供を生むのか、これらは皆密接に関わってくるようです。

女性が医学部を選択するということは、一生続けられる仕事を選択する、つまりは仕事を辞めるつもりは無いという意思表示でもあります。少なくとも私はそうです。苦労して医者になる意味がない。私のように一族皆医者の家系でなく身近に医師という存在がいないため、その職に対して理想や希望をもって医学部にやって来るケースも多いのではないでしょうか。
しかし思うのです。結婚もしたいし、子供も欲しい。ならば激務の科には行けないのでは無いか。共働きになることは目に見えている、両親の助けなくして子育てなど出来ない。とすれば地元に帰るのが得策か。加えて、私だって自分の人生をささやかなりにも楽しみたい。
でも、働きたいのです。それが激務であろうと、それだけの決意を持って今まで選択してきたのですから。
結局、どっちも、なんて無理な話。

あのころの純粋な気持ちを忘れてしまいたくないのに。




そういう諸々のことを考えた上で、自分の進む道を選択してゆくのでしょう。
まだまだ先の話。




そう言いながらも、じつは私は医師になるのがちょっと怖い。
医師に対する風当たりのきつい昨今、平凡な自分がまっとうにやっていけるのかどうか、不安になる。「ほんと、医者って割りに合わない職業だよなぁ。休みはないのに最近は訴訟だのなんだのリスクだけは大きくて、それに見合った給与ももらえない。」知り合いの医師の言葉です。理想と現実と、昔の自分と今の自分と、そしてこれからの自分と。やっぱり現実を考えて不安になってしまう。









長々と書いてしまいました。
でもね、でもね。時々思い出したように考えたりもしますが
どうにかなるものなのです。なってゆくものなんです。
まだまだ先のように思えて近い未来であり
きっとちゃんと自分で切り拓いて行くのでしょう。

大切なもの、守りたいものが増えて
状況も変われば適応パターンも変化する。
そう、きっとどうにかなるものなんです。





だらだらとまとまりが無くなってしまいましたが。
私が時々ふと考えること、メモ。






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さあ、週末。

頑張ろう。
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by 2pinoko | 2006-02-10 21:21 | つらつら。

言葉を持たない子供たち

CASE1

いやだ そうじゃない いやだ いやだ。
だから、脱ぐ。
体にまとわりついている余計なもの。

おれ そうしたいんじゃないんだ。
でも それが伝えられない。
だから、脱ぐ。
体にまとわりついている余計なもの。

シャツなんていらない。
靴下なんていらない。
こんなもの、いらない。
今は、いらない。

「いやだ」
「食う」
「ぬぐ」

必死で わかって欲しいから
自分の中に取り込んだ言葉たち。
のどの奥をならして発声する。









CASE2

あきた=困った

助けが欲しいとき
自分で処理しきれなくなったとき
やっとの思いで声に出す。

「あきた・・・」

物事の始まりが決められない。
何処で終わりにしていいかわからない。
そんな時、口に入れる。
何かを口に入れる。
それは精神安定剤。
人人人と手のひらに描くのと同じ。
舌で固形の感触を確かめる。

うまくいえない。
わかってもらいたい。
わかってもらえない。

精一杯の意思表示。













君たちが生きていかなければならない世界は、いろいろ難しくて、厄介で、時に冷たいんだ。
でも、そこで生きていかなければならない。
ずっとここにはいられない。
だから根気強く、時には体当たりして、私は教える。
一個一個、じっと目を見て、教える。
そして教わる。
彼らから教わる。
私はその純粋な目に射抜かれてしまう。
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by 2pinoko | 2006-02-06 19:54 | 自閉ちゃんと私。

降ってやんで踏んで積もって

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 あなたは僕に とても親切にしてくださいました。
 
 どうかお願いです。一緒にお祈りをしましょう。

 そうしたら 僕はあなたのお話を聴きましょう。

 朝まででも ずっと。






私、号泣。











昔から知っているお話ではあったのだけれど
少年が一人
ロンドンまでの長い道のりをゆく姿をみただけで
泣けてしまいました。

少年とボタンもそうだったけれど
私こういう少年たちが出てくる映画に弱いのかしら。

それにしても
このオリバー役の男の子
容姿端麗だったわー。
帰りがけにパンフレットゲット。










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彼くんは胃腸が弱いです。
とっても。
がたいはいいのにねー。
私の傷んだもの食べてもけろっとしてる強靭無敵消化管を分けてあげたいわ。

その彼くん
どういうわけか
映画鑑賞中にごろぴっしゃんがやってきてしまったらしく
肝心のラストシーンだけ見逃していました。

このために今までがあったのに!
あんな大切なシーンを逃すなんてお気の毒。






てか
おんなじもの食べたはずなんだけど
私すこぶる快調よ?













最近 
雪上を歩くのがうまくなったなぁ、私。
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by 2pinoko | 2006-02-03 02:13