6年間を振り返って(1)

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国家試験が終了して一か月が経ちました。この一か月何をしていたかというとそれはもう遊ぶのに忙しかったわけです。そしてそれは月末まで続くのですが・・・・。国試が終わってすぐ4月からの部屋を決め、そのまま卒業旅行で地球の裏側へ逃亡。帰国してからも第2の卒業旅行に出かけておりまして、昨日自分の部屋に帰って参りました。来週は3回目の卒業旅行。友人には何度卒業する気なんだと突っ込まれてしまいましたが、研修先の病院に4月までは遊び倒して来いと言ってもらったのを免罪符に遊び狂って(笑)しまおうと思います。引っ越しの準備がさっぱり進まず困っていますが、自業自得ですね。


国家試験の合格発表は3月27日です。
合否が出る前に書いておこうと思ったこと、それは人よりチョイとだけ長かった学生生活を振り返って、です。


私が医学部進学を決めたのは高校2年生の終わりか、3年生の始めか・・・・。実はもうはっきりと覚えていませんが友人とひょんなきっかけで参加した大学のセミナー(学部自体は文系でしたが)で感銘を受け、その後の自分の進路についてずっと悩み続け、受験間近になって決心したのが医学部進学でした。医学部入学後ずっと自閉症児と関わってきたのもあの時のセミナーの影響が強かったのだと思います。

医学部進学を決める理由は人により様々です。憧れの職だったから、家を継ぐため、偏差値が高かったから、家族の病気がきっかけで、人の役にたちたかったから、ただなんとなく。実際に医学部に籍をおいてまわりを見てみるとその入学理由は様々だったし、温度差もありました。
なんとなく流れに乗って医学部受験をし、合格したのでここにいる。そういう人が多いことに当時の私は驚き「自分は違うんだ」と深層で優越感に浸っていたりもしました。今思えばつまらないプライドです。

私も周りの皆と同じように大学生活をこなし、十分に楽しんだ自覚はあります。そんな中で大抵の人がそうであるように入学時の気持ちなど忘れ流されてしまっている自分も感じていました。私はいったいどうしたいのか、何がしたいのか、どうなっていきたいのか。そんなことを考えてみても試験だのなんだのこなしていかねばならない課題や仲間との約束や部活に追われ、日々は過ぎていきました。



大学生活を十分に楽しんだ自覚はあると書きましたが、同時にずっと違和感も感じていました。医学部というこの特殊な空間について、私はいつもどことなく馴染めない感覚を抱いていたのも事実です。何だか、おかしい。入学してすぐに抱いたこの感想は結局覆ることなく今に至ります。将来皆同じ職業につき同業者になる集団・プライドの高い集団・きれものの多い集団・聞き分けの良い集団  医学生。どう表現してもしっくりくるものはありませんが、私の違和感はこの一つ一つの構成要素に起因しているのでしょう。この集団の中にどっぷり浸かりながらまた疎外感を感じている自分。そんなわけで私は医学部というものが残念ながらあまり好きにはなれませんでした。
飽くまでこれは私の問題です。集団としての「医学部」とどうもそりが合わなかったらしい。だからあまり大きな飲み会に顔を出すのも苦手だったし、一人でふらふらしていることが多かったようにも思います。



長くなりそうですね。
続きはまた。
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by 2pinoko | 2009-03-13 20:29 | つらつら。
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