故郷


2年前を思い出す

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どうしたら強くなれるだろうと、そればかり考えていた。
一人で頑張るのだと、そう思っていた。


久しぶりに魯迅の故郷を読んだ。
道とははじめから存在するものではない。
人が通るところに道はできるもの。故郷の最後のくだりである。
故郷といえばチャーの印象が強い。覚えていたのは、今まさにチャーを仕留める、その瞬間の挿絵くらいなものだった。
改めて読み直して胸が痛くなった。

故郷とは何なのか。

浮腫んだ足をブーツに押し込んで夜の道を歩く。
ただいまとドアをあける。
お帰りの声が出迎える。
ここにも私の故郷は、ある。





前を見よう。
支えてもらって、しあわせもらって、安心もらって、時々小突かれたりなんかして
前を見て進もう、道を作ろう。

ストーブの上のやかんの湯気がやさしく揺れる。
こんな時、冬が寒くてよかったと思う。
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by 2pinoko | 2008-02-27 02:16 | 部屋の外には。
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