しゃんと しっかり

窓を開けてベルの音を聴いていました。この夏もいい音色の風鈴を探したけれど気に入るものが見つからず、いつもと同じ猫とボタンのウィンドウベル。

玄関のチャイムが鳴りました。週末ならまだしも日曜の夜にどちらさま?ドアを開けるとクロネコのいつものおっちゃん。いつもご苦労様ですー、送り主はやっぱり母。野菜、パン、ジュース、小さな箱にぎっしりの愛情でした。つい一週間前にも送ってくれたばかりなのに。



大切なものを失いました。またひとり、大切な人がいなくなってしまいました。
毎晩空を見上げますが、ここに星空はありません。
最後に会ったのは一ヶ月前。私はあなたの最期の顔を知りません。あの時のあなたが私のリアルです。



私は逃げました。目の前にあるものから逃げました。母はそんな私を責めませんでした。

心配する母が、あれやこれや色々考えて荷物を詰めてくれたことを考えると胸いっぱいになって、涙が溢れました。情けないなぁ、私。支えてあげなくちゃいけないのは私なのに。




どこかに帰りたいと言ったら、いつでもココに帰ってくればいいと彼は言いました。俺らの所に帰ってくるんだろう?私にはお家がいっぱいあるようです。私は早く帰りたい。






秋です。
昨晩は後輩達がやってきて、夜遅くまでスイーツ三昧、美味しいものの季節です。そうだ、季節を楽しまなくちゃ。

もう一週間。
しゃんと、しっかり。
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by 2pinoko | 2007-09-10 08:14 | つらつら。
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