久しぶりの8時間睡眠

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ここ数週間の生活。

カンファレンスか抄読会か回診から始まる朝。
外来にでたり処置や検査の手伝いしたりopeに入ったり。
それであれば全くいつもと変わらない実習だけれど
今回は自分の意識を変えてみた。
病棟にいる患者さん全員の名前と日々の状態を理解すること
そして、患者さん全員に私を認識してもらうこと
これが私の目標だった。

患者さんの顔と名前、入院状況を一致させるのははじめのうちは大変で
名前と診断名、治療経過、患者さんの特徴を書き込んだメモ常に持ち歩き
暇さえあればお話と診察をさせてもらっていた。
告白すれば、私は人の名前と顔を一致させるのが苦手だ。
だから新入生や新しい科の先生方にはいつも苦労している。
ならば色々お話して記憶に留めなければ。

たくさんの患者さんと仲良くなった。
私が病室に入っていくと「あ~きたきた、待ってたんだよ。」なんて言って
こっそりお菓子を用意している患者さんもいたりして。
子供の点滴の上にはアンパンマンやバイキンマンを描いて貼ってあげると喜こぶんだ。
痛みに苦しむあなたのために私は何にも出来ない。
それが辛かった。
あなたの不安や苦痛
触れてみないとわからない所見
カルテに書き込んでいった。






明日からは違うところで実習。
私が来てから退院された方はほとんどいない。
心残りのままいつもその病棟を後にする。






蒸し暑い、6月、ももう下旬。
もう1年も経ってしまったよ。
遊びまわった写真を引っ張り出してみた。
去年と変わらない6月の匂い。
甘い果汁に緑の葉。
変わったのはお互いにひとつ歳をとったこと
忘れたいもの、忘れてはいけないもの。

情けない私を受け入れてくれるから
ついついその優しさに甘えてしまう。



あと、ちょっとで、夏休み。
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by 2pinoko | 2007-06-24 17:06 | こんなことがあった。
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