脈々

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私のお家はちょいと小高いところにあります。
街が一望できるナイスな立地。

でもこれが登下校には適さない鬼坂を有しておりまして、小・中・高と大変苦しめられました。
一度母に、何故こんな場所を選んだのかきいたことがあります。
返ってきた答えは
『小樽人だから』
坂のないところには住めない体なのだと。なるほど。これで海があれば文句は無いとのこと。



上の絵は私が14の時に自宅前の坂から写生したものです。
あの日も暑くて、
アスファルトからしみだしたコールタールがぷくぷく盛り上がり
路上の景色は熱でゆらゆら揺れ
シャワシャワミンミンケルックドゥードゥー夏の大合唱。
今もそれは変わらないのに同じ場所に立ってみれば見渡す景色はやっぱりちょっと違う。

この絵にいろんなものを足し算して、ちょいちょいと引き算すれば今の私の町。
坂の上から見えていた小学校が今は隠れてしまったのが少し淋しい。









『坂が無いところには住めないのよ。』

その血は私にも受け継がれているのかも知れない。
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by 2pinoko | 2006-08-14 21:23
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