夢に楽土求めたり

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原作とチガウもの。
文字と映像の表現が同じ感動を与えているようでは映画化の意味がないわけです。

大事なポイントは映像ならではの表現で実に泣かせてもらいました。
いえね、泣く予定で観にいったわけではないのですよ。
原作と全く別のものになっていました。

監督の撮り方でこうも世界が変わるものかと感心。
お歌もなかなか良くて
お色も効果的に用いていて
役者さんは豪華で
2時間ドラマの女王はいい味出しているし
これは合格点です。





陽気なギャングは世界を回すには軟弱だったし
運び屋さん2は突っ込みどころ満載で楽しいけれど私の趣味ではないし
Vは・・・・・・・・・・・・う~ん。
YO!YO!な男子高校生は観ていてキラキラまぶしさに少々眼がくらみましたが楽しかったですよ。

映画館に通いすぎですね、はい。




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ぶなの森の葉隠れに 宴寿ひ賑はしや
松明明く照らしつつ 木の葉敷きてうついする


これぞ流浪の人の群れ 眼光り髪清ら
ニイルの水に浸されて きららきらら輝けり


燃ゆる火を囲みつつ 強く猛き男やすらふ
女立ちて忙しく 酒を酌みて差しめぐる


歌い騒ぐその中に 南の国恋ふるあり
悩み払う祈言を 語り告ぐる嫗あり


愛し乙女舞ひ出でつ
松明赤く照り渡る
管弦の響き賑はしく 
連れ立ちて舞ひ遊ぶ


既に歌ひ疲れてや 眠りを誘ふ夜の風
慣れし故郷を放たれて 夢に楽土求めたり


東空の白みては 夜の姿かき失せぬ
ねぐら離れ鳥鳴けば いづこ行くか流浪の民
いずこ行くか流浪の民 いずこ行くか流浪の民
流浪の民
   



              シューマン作曲 石倉小三郎訳 『流浪の民』





初めてソロをしたのはこの曲。
そのCDが残っているというのがいけない。

あの頃の私って何だか必死で
割り切り屋で
自分って枠から出ることも出来ず
生意気で 不安定で
実にかわいくなくて可愛かったなって
そう思います。


慣れし故郷を放たれて 夢に楽土求めたり
気持ちが良かったな






好きな曲です。 
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by 2pinoko | 2006-06-16 06:08 | こんなことがあった。
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