友人からのメール

自室に戻ってメールボックスをチェックしてみると友人からメールが届いていた。



ちょっと紹介してみたい。

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記事自体への感想は。 怖い かな。
多分医者にこれからなろうっていう人には怖い記事だと思う。
・・・と思って考えた。
もしかしたらここからもしかしたら溝の形成が始まってるのかもしれないってね。
「医者にこれからなろうっていう人には」。 ね。壁作ったよね私いま。

私はさ、高校の特性上これから医師になるって人にふれやすい立場にある。
***(私の名前)から直接話を聞いて、学部時代から本当に大変な勉強をしてなるものなんだっ て ある程度はわかる。
そして少ない時間の中で勉強以外のことに充実を図ろうって頑張っている人が、 多分世間の医学部のイメージよりずっとずっと多いってこともわかってる。
でも、人生の中にそういう人が全く現れないっていう人だっているわけじゃん。
「頭が良くてたくさん勉強して(場合によっては勉強しかしなくて)将来お金を稼ぐ人」
ってイメージ、ステレオタイプな認識ってそういう人たちにはあると思う。
それで、医師と初めて出会う場が診察だったり手術だったりしたら。
最初からある溝をとっぱらわなければ 、きちんと話を聞いたり・・・ましてや信頼関係築くなんてできないと思うんだよね。

でもこの溝や壁や先入観ってきっとどの職業でもあることで、 それがお医者さんにおいては顕著なだけで、だからどうにかなることなんだと思うのよ。

***の言ってたように信頼関係って大事だよね。
ちょこっとだけバイトの話をしよう。
私のお店には四名がけの席というものがあまりない。禁煙だと6席しかない。 でも広い席のほうがいいっていう人も結構いるんだよね。 それで、もし四名がけの席があと一つしかなくて、 二名で来たお客さんに「広いとこじゃだめなの?」と言われた場合、どうするのがベストか。
ずーっとね、私は「ご予約のお客様がいらっしゃいますので・・・」と嘘でも言うのがどっちにも害がなくてよいと思っていたのよ。
お店側はそのあとすぐに三~四名が来ちゃったらその二名にどいてもらうしかない し、彼らもどくのは嫌だろうし。
でも、二年目くらいに気づいたんだ。 「ではこちらへどうぞ☆でも申し訳ないのですが一つだけお断りさせて下さい。お客様、当店の四名がけのお席はただ今こちらを残して満席となっておりまして、もしかしたら今後三名様以上がいらっしゃった場合に移動していただく可能性がございます。そちらだけご了承願えますか?」 こういう言い方すればいいんじゃないかって。

ちゃんと事情を説明して納得してもらえれば、移動してもらうことに嫌な感情は多分湧かないと思う。 こういう風に言っても「それはそっちの都合じゃん」と言う人も中にはいる。
でもさ、一言断っとくのってどっちにとっても気持ちがいいし、 このひとことを言った後にその人たちと会話がはずむことも多々ある。 私は私でその席には特に気を配る。 これならもし移動してもらうことになってもすごく言い易いよね。

嘘を言わないで、でも言わなきゃいけないことはきちんと伝えて。そしてフォローも忘れない。
こういうのがさ、どのプロフェッショナルでも必要だと思うんだよ。

お医者さんは 私たちに全然馴染みのないことを説明したり伝えるのだから、 もっともっとコミュニケーションをとらなきゃいけないと思う。
事務的に、冷たいともとられかねない態度でさくさく話を進めるのはロボットにだってできるんだよ。
人間対人間なのだから、それはしなくてはいけない。
たとえどんなに忙しくてもさ、冗談の一つも言えちゃうような医師だったらショッキングなことを言われたとしても 「この先生もこんなこと言いたくないのかもしれない」とか 「この先生に任せてみよう」とか思えるんじゃないかな。





医師って人間相手の職業なのに、ほかの職業と違って対人間の訓練がされていないよなぁ・・・と思う。
最近医療はサービスだとも言われている。が、そうやって割り切ってしまえない職業上の性格は確かにある。でも人を相手にしているという点で、サービス業との共通項を多く持っている。
私の友人は飲食店でアルバイトをしていたわけだが、普通こういうお店では研修期間ってものがあって、接客の仕方やトラブルの対応方法、礼儀、言葉使いなどを教育される。
教育の行き届いたカフェやレストランで食事すると、実に気持ちよく時間を過ごすことができる。
料理と一緒にユーモアを運んでくれたりして。
例えばここで注文した料理が出てくるのが遅くてちょっと文句を言ったとしてもこの店の気配りとフォローアップによって店を出るころには「注文した皿のひとつが出てくるのが遅かった」なんてことすっかり忘れて気持ちよく帰路につくことができる。

お医者さんってコミュニケーションが必要な職業なのに、それが苦手な人が多いのかな、なんて思ったりする。言い方だって、接し方だって、それ一つで今後の状況も変わるのに。
例にとったのは飲食業だけれど保険会社の外回りの人やデパートの外商の人なんて本当に話がうまいなぁ、って感じるんだよね。わかりやすく説明して、こちらの要望も聞いて、それでいて話を円滑に進める話術。
もちろんこういう話術を医師が身につけるべきと言うわけではないけれど、お話のノウハウは学ぶべきなのかなと。
まったく同じものとしてとらえるわけにはいきませんけれど。

人との関わりが重要であるにも関わらず、ここの訓練がされていない。
すべては個人の能力任せ。




相手にしているの疾患ではなく人間。
対人間の職であるということは、こういうことなんだと思う。




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少し熱も下がったので
行ってしまおうかと思います。

お疲れ様。あなたの有終の美を見に行きます。
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by 2pinoko | 2006-03-22 11:40 | つらつら。
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