考えてみる。<後編>

考えてみる。に引き続き。

出発時間が迫っているので、急いで書いたものですが。








日本において、性格上医師はその権利を主張することをよしとされない雰囲気があります。だからこそ、今回ネットという匿名性の高い世界で多くの医師たちがその不安や不満、主張を展開したのでしょう。

医療従事者といわゆる一般の人との間に認識の違いが生まれてくるのは当然のことです。

私は毎日『疾患』について学んでいるのですが、健康であるということがとても難しいことのように感じます。特に、産科の勉強をしていて思うのですが、卵子と精子が卵管で受精し、着床し、何の異常もなく40週(正確には40週未満ですが)母体の子宮で育ち、先天性の疾患も無く正常に分娩される、それはまるで、1つの奇跡。
正常に生まれて当たり前、その意識を変えていかねばならないのかも知れません。いまや医療の進歩に支えられ、日本の週産期死亡率は世界で最も低くなっています。さらに安全なお産を、それを強く望むなら、設備も医師も十分に整った施設での出産に限定しなければならないのかも知れませんね。これについてもずいぶんと話題になっていたようですが。
しかし、女性が出産し辛くなり、ますます少子化に拍車がかかります。遠く離れた病院で出産することに不安を覚える人も多いでしょう。何らかの対策は必要なのだと思います。もう、これは国レベルでの。



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もし母が、元気になると思っていた母が、病院で死んでしまったとしたら・・・・そう思うとぞっとします。何で、どうしてと思うでしょうね。
そしてやっぱり、担当した医師を責めたかも知れません。違う病院だったら・・・・そう考えるかも知れません。
人の命が関わってくる問題ですから、誰もが必死です。それが愛する家族の問題であれば、冷静さを失います。だからこそ、人と人との関係が重要なのだと思います。単なる依頼者・サービス提供者ではない、そうあってはいけないと思うのです。
医師と患者の間に認識の断絶があるのなら、繋ぐのは結局人との関わり。







本当ならもう少し思うところもあるのですが、ただ長くなってしまうような気もするのでこのあたりで。




最後に。

コメントを下さった方々、TBで意見、ご感想等下さった方々、そしてメールを下さった方々、本当にどうもありがとうございました。これをきっかけにゆっくりと考えることができ、とても濃い時間を過ごすことができました。
相変わらずまとまりのない文でしたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。





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さあ、出発。

帰ってくる頃には、もう春でしょうか。


向かってゆく勇気はあるか。
過去の自分を連れて行けるか。



行ってきます。
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by 2pinoko | 2006-03-09 05:15 | つらつら。
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