たまには脳内思考アウトプット


私が働き始めるのはまだ先の話であり、何科に行くか、なんて全くの未定事項です。
医学部に入る前はそれなりに夢や希望や、もちろん何科の医者になる!こんな医者に!って思いもありました。いえ、夢や希望が払底してしまったというわけではありませんが、その類は明らかに変化を見せたわけです。
家族の病気、大切な人の死というのも大きく関わっていますが、ここにいると医療現場の現実がわかってくるもので、ああ、私はこれからどうしたいのだろうと本気で考えてしまう。

世間では、医者という職業はとかく特別な目で見られがちです。
医者=お金持ち のイメージは根強い。医者は誰もがベンツ(どうしていつもこの例なんでしょう)を乗り回し豪邸で悠々生活していると思っているのでしょうね。もちろん、そんな医者もいるのでしょう。給与も、同年代の労働者に比べたら少なくはないと思います。でも、時給換算したらどうなんでしょうね。毎日午前1時過ぎまで大学で勤務し、朝6時には出勤する先生方を私は何人も知っています。それでも、給料は決められた労働時間分であり、超過分の手当てなどは全くつかないわけです。もともと大学病院なんて、市中病院に比べたら安い給与であるのに。ああ、この人たちがこの地の医療を支えているのでしょうね。開業しているならまだしも大部分の医者は勤務医なのであり、皆齷齪個人の時間を削り働いているのです。




スーパーマン医療の時代の終焉~いやしのつえより~

献身と超人の限界~サウエリズムより~

↑去年から私がずっと考えていたこと。
いつも読ませていただいているサイトより。



下は印象的だったので、引用させていただきます。


「患者さんを救いたい」とか「感謝されるのがやりがい」といって医師を目指した多くの人間が、それこそ寝ずに、懸命に医療行為に当たっても容態が悪くなれば、家族に「医療ミスじゃないんですか!」なんて言われて訴訟をおこされるとか、別段緊急でもない症状で真夜中に受診する患者に「病院の態度が悪い」なんて怒鳴られたりしているうちに、なんだかいろいろ歪んでしまうのです。
~サウエリズム~






数年前までは、先輩方が結婚について悩んでいるのを見て、まだまだこんなに若いのにどうしてそんなことを考えるのかと思ったものです。でも、特に女性にとっては重大な問題で、やっぱり私も考えてしまう。卒後研修は何処でつむのか、何科を選ぶのか、結婚するのか、子供を生むのか、これらは皆密接に関わってくるようです。

女性が医学部を選択するということは、一生続けられる仕事を選択する、つまりは仕事を辞めるつもりは無いという意思表示でもあります。少なくとも私はそうです。苦労して医者になる意味がない。私のように一族皆医者の家系でなく身近に医師という存在がいないため、その職に対して理想や希望をもって医学部にやって来るケースも多いのではないでしょうか。
しかし思うのです。結婚もしたいし、子供も欲しい。ならば激務の科には行けないのでは無いか。共働きになることは目に見えている、両親の助けなくして子育てなど出来ない。とすれば地元に帰るのが得策か。加えて、私だって自分の人生をささやかなりにも楽しみたい。
でも、働きたいのです。それが激務であろうと、それだけの決意を持って今まで選択してきたのですから。
結局、どっちも、なんて無理な話。

あのころの純粋な気持ちを忘れてしまいたくないのに。




そういう諸々のことを考えた上で、自分の進む道を選択してゆくのでしょう。
まだまだ先の話。




そう言いながらも、じつは私は医師になるのがちょっと怖い。
医師に対する風当たりのきつい昨今、平凡な自分がまっとうにやっていけるのかどうか、不安になる。「ほんと、医者って割りに合わない職業だよなぁ。休みはないのに最近は訴訟だのなんだのリスクだけは大きくて、それに見合った給与ももらえない。」知り合いの医師の言葉です。理想と現実と、昔の自分と今の自分と、そしてこれからの自分と。やっぱり現実を考えて不安になってしまう。









長々と書いてしまいました。
でもね、でもね。時々思い出したように考えたりもしますが
どうにかなるものなのです。なってゆくものなんです。
まだまだ先のように思えて近い未来であり
きっとちゃんと自分で切り拓いて行くのでしょう。

大切なもの、守りたいものが増えて
状況も変われば適応パターンも変化する。
そう、きっとどうにかなるものなんです。





だらだらとまとまりが無くなってしまいましたが。
私が時々ふと考えること、メモ。






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さあ、週末。

頑張ろう。
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by 2pinoko | 2006-02-10 21:21 | つらつら。
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